カメラが一瞬を切り取るように、絵は「思い」をすくい取ることができます。
iPadは、そんな手描きの絵のハードルをぐっと下げてくれる存在です。
いろいろな手法を気軽に試したり切り替えたりできる、これまでにない新しい視点で絵を描ける画材だと感じています。
見慣れた風景や家族の姿、昔の記憶やふとした思いつきも、絵にしてみることで、自分の中の引き出しがどんどん豊かになっていきます。
描くことを通じて世界が広がっていく――そんな魅力を、ここで少しずつ伝えていけたら最高です。
「絵を描くこと」は、特別な才能のある人だけのものではありませんし、単にテクニックを追い求めるだけのものでもないと思います。
むしろ、AIが身近になった今こそ、自分の目で見て、自分だけのフィルターを育てることが大切なのではないでしょうか。