昼間ウトウトとまどろんでいる時に頭をかすめたイメージをスケッチした。
人のコアは根源のところはつながっていて、実は一つのものなんじゃないか、という想念は前から持っている。それが奇妙なコーラス隊の姿でシンボライズされたのだと解釈してます。そして、歌声の中にエンジンの爆音が聞こえてくる。歌声だと思ったが飛行機のエンジン音だったか。かと思えば、やっぱり歌声も混じっている。
それがどうしたと言われても困ってしまうところです。こういう絵は説明がむずかしいというか、言わぬが華というか。
ですが、こういう言葉にするのが難しいイメージでも成立するというのは絵の面白いところだと思うのです。それに、このイメージには広がりを感じる。いろんな展開ができる気がしています。